安岡章太郎

「陰気な愉しみ」 安岡章太郎

  • 2018.09.26

戦時中の負傷から重病に罹り、その後遺症によって国から手当てをもらって生きる若者。その複雑な心理を描いた短編だ。特に起承転結があるわけでなく、リアリティあふれる情けなさが全体を覆っている。病気が体から逃 […]

「質屋の女房」 安岡章太郎

  • 2018.09.26

いい感じに脱力感があって、全体的に心地好さを覚える。半世紀以上前の作品であるのだが、どこか鮮度を感じる。 ただ、青春の漠とした憂鬱さと暗い戦争の影がそこにあり、抗う意志を持たない主人公の虚無感がとても […]