「村上T 僕の愛したTシャツたち」 村上春樹

「村上T 僕の愛したTシャツたち」 村上春樹

雑誌ポパイに連載されていたエッセイを一冊にまとめた「村上T 僕の愛したTシャツたち」が売れているようだ。(Amazonベストセラー1位 – カテゴリ サブカルチャー一般の本)

Tシャツをめぐる18篇のエピソードと108枚のお気に入りTシャツ、それと単行本の特典としてインタビューが収録されている。

私はTシャツには興味はないが(普段あまり着ない)、「スプリングスティーンとブライアン」というエッセイが気になって読んだ。

なんと、なんと、村上春樹氏は「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」をNYへ観に行ったそうだ。私もチケットを探し求めたが、すべての公演が即完売。もともと850ドルと高額なのに、プレミアがついて数十万円…。こりゃ、コネでもなければ無理だわと諦めた。

「チケットは超売り切れ状態だった。でもなんとかコネをつたって手に入れて、行ってきました。これはすごかったですよ。なにしろ6メートルから7メートルくらい目の前で、ほとんど生声でブルースが唄ってくれるんだから。チケットは1人850ドルもしたけど、まあ一生に一度のことかもしれないと、がんばって奮発しました。」(本文より一部抜粋)

新刊なのであまり転載できないが、村上春樹氏が「これはすごかった」というのだから、本当に凄かったのでしょう。

ブルース・スプリングスティーンは村上春樹氏は1949年生まれの同い年。二人とも体は締まっているし、70を超えても仕事に精力的だし、私にとっては人生の指針となる存在だ。本当に本当に本当に惚れ惚れする。

 

→新刊「猫を棄てる 父親について語るとき」の感想はこちら

スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ(完全生産限定盤)