Youtubeで文学する。

近頃、なかなかブログの記事を書く気になれない。短編小説を読んではいるのだが、読後にそれを記事にしようという意欲が湧いてこないのだ。こういう時に無理して書いても、おそらく楽しい記事にも内容の濃い記事にもならないだろう。心に響く小説に出会えていないだけかもしれないが、中編小説を自分で書いていることも大きい。そちらに心が向いているため、器用にチャンネルを切り替えられないというのもある。
執筆や仕事の合間に、気分転換にYoutubeを見ることが多い。テレビとYoutube、皆さんはどの程度の割合で見ているだろうか。見逃したテレビ番組をYoutubeで見る場合もあるだろうから、単純に分けられないとは思うが、私はテレビをほとんど見ないのでYoutubeが上回っている。
最近よく見ているのは、高橋源一郎氏や島田雅彦氏の講演会の映像。穏やかで深みのある声のトーンが心地好い。学者や批評家やコメンテーターのマシンガントークには辟易することも多いが、作家たちの話し方は素敵だなとしみじみ思う。
それと、チェーホフ作品の朗読で聞いたりもする。懐かしいような独特の味わいがあって、何だか愉しい。
今日は、こんなところで。。。
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