竹富島で気づいたこと

昨日、ひとりで竹富島へ行った。竹富島は石垣島から船で15分の小島で、手つかずの自然と沖縄の原風景がそのまま残っている。オフシーズンのため、観光客はまばら。気温は25度あり、泳げるほどに暑かった。この記事に掲載している写真は、iPhone8で私が撮ったものなのでクオリティはイマイチである。現地の雰囲気がうまく伝わらないかもしれないが、感じることの多い旅だったので記事にしてみた。
竹富島での目的はただひとつ、コンドイビーチだ。
私は観光名所をグルグルまわるのが好きではない。「全部見ないと損!」的に多動な連中っているでしょ。なんか見苦しいし、そいう人に限って何一つ見ていないしね。
もとい。
自転車を借りず、こういう感じ↓のところをひたすら歩いた。
人っ子一人いない。出会うのは牛や馬たち。
それにしても、スマホのナビは優秀だ。「コンドイビーチ」と入れると、この獣道↓を行けという。
一人だと心細いが、数十分歩いて辿りつくことができた。
オンシーズンに訪れた方には信じられないだろうが、ほぼ誰もいない独占状態。
海も太陽も風も、期待以上に美しい。もやもやした思考を吹き飛ばす、圧倒的な実存があった。
100の軽薄な体験より、1つの強烈な体験があればいい。100時間のネット閲覧より、1分のコンドイビーチが心を豊かにしてくれる。巧みに理屈を語るより、ただ行動すればいい。
うまく説明できないが、伝えたいのはフィジカルの絶対性である。先が見えなくなったら、思考に頼らず、太陽で解決するのがいい。
何だかわからなくなってきたので、このへんでやめておこうと思う。。。
ちなみに、石垣の「とうふの比嘉」のゆし豆腐セット、竹富の「竹の子」のソーキそばは絶品だった。皆さんも行かれた際にはぜひ味わっていただきたい!
帰りのヒコーキは名機ボーイング737。航空ファンにはたまらない窓側の席だった。
この記事を読むと仕事で行ったようにはとても思えない。もちろん、やるべきことはやりました。(多分)
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