チェスレート1800到達(なんとか…)

チェスの棋力は「級」や「段」といった位ではなく、レーティングと呼ばれる数値で表される。初めたばかりのビギナーはおそらく4~500程度だろうか。FID(国際チェス連盟)のトップクラスになると2000台の後半になってくる。と言われてもチェスを指さない方にはピンと来ないと思うが、レーティングが200違っていたらほぼ勝てないくらい実力差がある。
オンラインチェスでもレートは出る。一局勝つと6とか7とかレートが上がり、負けると下がっていく。
レートについての詳しい情報はこちらで。
日頃、私はオンラインのlichess(https://lichess.org)を指していて、そのサイトのレーティングをなんとか1800台に乗せることができた。2、3年くらい掛かっただろうか。仕事が忙しいと何週間も指さないので、実質1年半くらいかな。(自分を有能に見せようと必死)
1800がどのくらいの実力かというと、やっと初級者の域を出たかな、というところかと。
その程度で大騒ぎするなと言われそうだが、別に騒いでいるつもりはない。そのくらいで威張るなと言われそうだが、威張ってなどいない。なぜかわからないが喧嘩腰になってしまった。(誰と喧嘩しているのやら)
チェスを指される方には共感してもらえると思うが、1800はビギナーにとっての目標みたいなところがある。1700を超えたあたりから思うように上がらずジリジリした。
正直、私はタクティクスの問題(詰め将棋みたいなもの)を解くのがあまり好きではない。楽しいと思えたことがない。オープニングの定跡はいくつか覚えたが、バリエーションの研究まではしなかった。その理由はシンプル、脳がクタクタに疲れるのだ。ランニングをせず、ノックも受けずに野球の試合に挑むようなもので、当然ながら実力不足を何度も痛感した。
ミスを減らすだけでもある程度まではレートが上がると思うが、1900や2000を目指すには間違いなく研究やトレーニングが不可欠だろう。
ちなみに下記は、チェスを指す際に私が肝に銘じていたこと。(ちょっと大袈裟だが) 生きる上でも割と役に立っているので、自身の備忘録としてまとめてみた。
・形勢が明らかに不利でも雑に指さない。雑に指す癖をつけない。
・連敗はコンディションが悪い証拠。負けを取り戻そうと続けて指さず、一旦チェスから離れる。
・チェス実況の動画を観る。他人の思考プロセスを知ることは思った以上に役に立つ。
てな感じ。
この頃、チェスの本をAmazonで選ぶのが楽しい。よちよちと1900を目指して楽しもうと思う。
そうそう、2分半のこのアニメを皆さんにぜひ観てほしい。ちょっとした感動があります。(「東北きりたん」さんのチャンネルで知りました)