遠藤周作『沈黙』の舞台、長崎へ行きます。

以前から考えていたことなのだが、遠藤周作の『沈黙』や『女の一生』の舞台である長崎を巡ってこようと思う。
仕事が落ち着いている今しかないと、スカイスキャナーで来週のLCC(格安航空会社)の航空券を予約した。成田→長崎がなんと片道6千円、名古屋へ行くより安い。ホテルは2泊合計で5千円弱。あとはニコニコレンタカーで軽自動車を借りるだけだ。
今回は名所観光もグルメもなし。旅のガイドブックは『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』。わずか3日間の旅なので五島列島は次回の楽しみに残し、小説の舞台となったカトリック教会や遠藤周作文学館、隠れキリシタンたちが眺めた碧い海を静かに感じてこようと思う。
「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」 遠藤周作
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