雑誌 MONKEY バックナンバー紹介

MONKEY Vol.1 青春のポール・オースター
ポール・オースター未発表作品『草稿と断片』一挙掲載。柴田元幸が20年以上にわたり翻訳を続ける小説家ポール・オースターを特集。
MONKEY Vol.2 猿の一ダース
柴田元幸が今いちばん読みたい作家11名の作品を掲載。
● ブライアン・エヴンソン「ザ・パニッシュ」● 神慶太「川」● ケリー・リンク「モンスター」● マシュー・シャープ「Story #18/#23#25」● 川上未映子「彼女と彼女の記憶について」● ラッセル・エドソン「中毒/犬たち/飢え/自然/変容/太った婦人が歌うのを待って」● 村上春樹「シェエラザード」● スティーヴン・ミルハウザー「息子たちと母たち」● J・ロバート・レノン「ありそうな/道順/軍服」● 小野正嗣「ウミガメの夜」● アグネス・オーエンズ「機能不全家族」
MONKEY Vol.3 こわい絵本
柴田元幸が絵本の世界に踏み出す。
●猿のあいさつ●GHOST GOES IN THE DOOR 絵–ジョン・クラッセン●まぶたのある生きものは 文-小川洋子 絵-ジョン・クラッセン●ジョン・クラッセン インタビュー 読者を信頼する職人●はじめての舞踏会 文-リオノーラ・キャリントン 絵-きたむらさとし●本と女の子 文-ブライアン・エヴンソン 絵-タダジュン●白鯨 文-ハーマン・メルヴィル 絵-マット・キッシュ●幽霊譚のためのエンディング 文-I・A・アイルランド 絵-山村浩二●対談 穂村弘+柴田元幸「怖い絵本はよい絵本」
MONKEY Vol.4 ジャック・ロンドン新たに
柴田元幸による新訳ジャック・ロンドン「野生の呼び声」一挙掲載 &村上春樹の短篇が原作の漫画「かえるくん、東京を救う」。
MONKEY Vol.5 死者の歌ーーイギリス・アイルランドの物語
イギリスとアイルランドの新旧の傑作小説を集めた特集。ジョイス「死者たち」、ウルフ「幽霊屋敷」、ディケンズ「眉に唾をつけて読むべき話」など、誰もが認める傑作から読み逃していた名短篇まで厳選8作を収録。
MONKEY Vol.6 音楽の聞こえる話
小川洋子、柴崎友香、小山田浩子、穂村弘、松田青子ら、今もっとも読みたい作家11名が「音楽」をテーマに短編や短歌を執筆。
MONKEY Vol.7 古典復活
村上春樹と柴田元幸の古典小説をめぐる対談、二人の「 復刊して欲しい翻訳小説リスト100」。『職業としての小説家』の刊行を記念して、作家の川上未映子さんによる村上春樹さんのロングインタビュー掲載。
MONKEY Vol.8 2016年の文学
東京国際文芸フェスティバルを通して、現代の世界文学を特集!作家・小川洋子が長年大切に読んできた海外文学をめぐるインタビュー収録!
MONKEY Vol.9 短編小説の作り方
短篇の名手グレイス・ペイリーの作品、エッセイ、インタビューをすべて村上春樹が翻訳。また、短篇小説というジャンルをめぐる村上春樹のインタビューも掲載。
MONKEY Vol.10 映画を夢みて
ポール・オースターが心打たれた映画とは?カズオ・イシグロが新進作家だった頃に書いたシナリオとは?西川美和が初めて映画監督を主人公に書いた短篇とスペシャルインタビューも掲載!
MONKEY Vol.11 ともだちがいない!
独りでいることを強みとした作品を収録。特集以外では、2月の長篇刊行が発表された村上春樹が、10月にアンデルセン文学賞の受賞式で行なったスピーチの全文(日本語と英語)を本邦初掲載!
MONKEY Vol.12 翻訳は嫌い?
翻訳家の柴田元幸による「日本翻訳史」の講義録では江戸時代の浄瑠璃からの発展を目指した明治時代の文学運動を徹底解説。伊藤比呂美と柴田元幸による文学対談に加え、村上春樹と柴田元幸によるスペシャル対談も実現。
MONKEY Vol.13 食の一ダース 考える糧
柴田元幸が今、注目する作家11名による「食」をテーマにした特集。
MONKEY Vol.14 絵が大事
「文学」と同じくらい「絵」を愛するMONKEYが両者の関係をあらためて見つめ直し、二つが織りなす豊かな相乗効果を伝える特集。イギリスを代表する詩人ウィリアム・ブレイクの「うた――無垢と経験の」を柴田元幸訳で掲載。
MONKEY Vol.15 アメリカ短編小説の黄金時代
1940年代から60年代にかけて多くの短篇小説を発表したジョン・チーヴァーの作品を中心に、短篇の魅力を考える一冊。
MONKEY Vol.16 カバーの一ダース
国内外11人の気鋭の作家陣によるカバー作品特集。元ネタとなる「作品」は戯曲や小説、民話に加え、「じゃんけん」や「憲法」なども含む多彩なラインナップ。
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