何事も本気にならないと、という話。

何事も本気にならないと、という話。

この数ヶ月間、中学3年の次男に英語を教えてみた。私の語学力は大したことがないので、予習をしてのぞんだ。「現在完了」「不定詞」「動名詞」などお題を一つ決め、22時ごろから毎夜30分ほど、私が作った問題を子どもが解く。

 

例えば・・・

 

問い:カッコ内に適切な一語を入れて次の文を完成させなさい。

      I woke up this morning with(    ) in my mouth.

 

   答え:

      receipts

 

もちろん冗談が、まるで面白くない。。。このブログは、アメリカ、カナダ、イギリス在住の方も見ていただいているようなので恥ずかしい。

話を戻すと、この数ヶ月で子どもが抱いていた英語への苦手意識は解消できた気がする。伸び代が大きかったこともあるが、はじめのうちは成績も上がった。今はまた次の壁にぶち当たっており、自力で乗り越えようと頑張っている(ようだ)。

話は変わるが、思考力向上や人格形成に役立つと考え、子どもに将棋や武道などを習わせる親がいる。私は幼い頃に父親とよく将棋を指したが、指していなかったとしても思考力に影響はなかったと思う。武道も習ったが、人格が高まったという自覚はない。

単に成績を上げたいなら将棋より勉強をさせた方が良いだろうし、豊かな人格を育みたいのであれば、武道より親の振る舞いを正す方が効果的だと思う。何が言いたいのかというと、週1、2回の習い事をさせただけで思考力や人格が高まる、そんな虫のいい話があるわけがない。実際、将棋好きのお馬鹿さんは多いし、武道好きの荒くれ者も多い。(毒舌だな)

つまり、大事なのは本人がその気になるかどうか。別の表現をするなら、生活習慣病は病院では治らない。だって、生活習慣に問題があるのだから。(あれ、返ってわかりにくくなってしまった)

本気で取り組めば、大抵のことはクリアできると私は思う。今回の記事、まとまりがない上に説教臭いでしょ。勘の良い方はお気づきかと思うが、自分自身に向けて書いている。皆さんもいろいろあるかと思いますが、本気になればどうにかなると思うので、折れずに踏ん張ってください。それでは、また。

「世界の首都」 アーネスト・ヘミングウェイ

「無趣味のすすめ」 村上龍