コンフォート・ゾーンの話
- 2019.04.14
- ●雑記

今回は、短編についてではなく、コンフォート・ゾーンの話を少し。
*自己啓発セミナーを開催する予定はないのでご安心を。
皆さんは、コンフォート・ゾーンなるものをご存知だろうか。
comfortは「快適さ」「心地よさ」「気軽」という意味。
それにzoneが付いて、慣れ親しんだ不安のない心理領域のことを指すらしい。
人は、基本的に居心地が良い場所へ向かう。
新しいことを始めたり、いつもと違うことに挑戦するには、それ相応のエネルギーが必要であるし、当然ながら失敗するリスクも生まれる。
だから、習慣に従うことが多くなる。
例えば、外出中にちょっとコーヒーが飲みたくなったとする。
知っている町であれば、大抵の人は行き慣れたカフェを選ぶだろう。
マクドナルド、ドトール、ミスタードーナツ、スターバックス、人によって行く店はだいたい決まっているはずだ。
それが、コンフォートゾーンである。
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というの嘘。有料にできるほどのことを書いていないしね。。。
話を戻すと、慣れ親しんでいるカフェなら、コーヒーの味も値段も店内の雰囲気もよく知っている。
ハズレを引くリスクがない。つまりは安パイなのだ。
お気に入りのカフェに行くことのどこに問題があるのか?
あなたがよく行くカフェは居心地の良い場所かもしれないが、もっと良い場所が他にあるかもしれない。
もっと美味しいコーヒーやもっと快適な空間があるかもしれない。(絶対に無いとは言えないでしょ?)
あなたが「あの店しか行かない」と決めてしまえば、より良いカフェは永遠に見つからないことになる。
つまり、問題なのは、居心地の良い場所に居続けることによって、広がりや成長が得られないことなのだ。
*自己啓発本を売るつもりはないのでご安心を。
人は、人生の90%をコンフォート・ゾーンで過ごすとも言われる。
言い換えれば、人間は楽な方を選ぶ生き物なのだ。
別の例をあげよう。
外国へ一人旅をすることになった、と想像してみてほしい。
未経験の人にとっては、おそらく楽しみより不安が大きいだろう。
搭乗手続きはどうすればいいの、ホテルにたどり着けるだろうか、電車の乗り方がわからない etc….
しかし、経験してしまえば、次からは不安より楽しみが勝る。
チャレンジしたことによりコンフォート・ゾーンが広がったと言い換えることができるだろう。
実際に行動範囲は広がり、知識や経験が増え、自分に自信が持てるようになる。
ぬるま湯に浸かって外に出ようとしない人は、狭い世界の中でずっと停滞することになるのだ。
あまり無茶をするのは良くないが、まとめると、ある程度の負荷をかけた方が良い人生になるということだ。
一日に一つ、やりたくないことをやる。
しばらくはこれを実践してみようと思っている。多少失敗しても、それは栄養になるし、話のネタにもなる。
「わざわざ疲れることなんてしたくない」「面倒臭いからやめとくわ」というメンタリティの人は自分で思っている以上に多くのものを失っているのかもしれない。
ここまで、何かいつもと違う調子で書いてきた。(自分でも違和感がある)
でも、胡散臭いとか言わないでほしい。私なりに一生懸命書いたのだから ww
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