久しぶりにチェスを指してみた。

久しぶりにチェスを指してみた。

楽しいはずのチェスがいつからかタスクになってしまったため、アカウントを削除したという記事を以前にアップした。その後、とくに禁断症状などはなく、雑務に追われていたこともあり、すっかりチェスを忘れていた。

あれから一ヶ月。

久しぶりにオンライン対局をしたらどんな気分だろう?と思い、新規にアカウントを作って指してみることに。

アカウントを作ってすぐはビギナーと当たるため連勝できた。感覚もそれほど鈍っていないようだ。ちょっとだけ心が躍ったが、以前ほどの高揚感はない。「面白い?」と問われれば「まあ」と答えるが、いつか来た道をぼんやり歩いているみたいでテンションが上がってこない。

自分の中で終わっていて、もう火がつくことはないのかな…。

でも、こうして改めて見てみると、チェスの盤や駒のデザインは魅力的だなぁと思ったりする。

駒を置いた時の音も心地好い。

私はロシアのチェスプレーヤーが好きなので、だれかロシア語のチェス動画を翻訳してくれないかと期待している。あるいはロシア人のグランドマスターについて詳しく解説しているサイトがあると嬉しい。日本やアメリカのチェスプレイヤーって年齢に関わらず子どもっぽい印象を受けるが、ロシアのマスターたちには大人の色気があり、しっかり自分の哲学も持っていそうで惹かれる。ロシアのチェス情報がもっと入ってきたら、自分の中でブームが再燃するかもしれない。

2023年の世界選手権では、ロシアのイアン・ネポムニアッチと中国のディン・リレンが対局する。ネポ対ディンの頂上決戦だ。ネポはウクライナ戦争への反対を表明しているため、国際大会に出場できる。他にも多くのロシア人チェスプレーヤたちが毅然とした態度で自国を批判している。逆にグランドマスターのカヤキンはウクライナ侵攻支持を表明したため、国際チェス連盟から資格停止処分を受けた。チェスと政治を切り離すべきという声もあるが、チェス界も少なからず戦争の影響を受けているようだ。

グダグダした文章になってしまったが、チェス関連の記事はよく読まれているので時々はアップしていきたいと思っている。ロシアの話題ばかり取り上げたら誰も読まないかもしれないけれど。。。