残念なCafeで苦笑い、という話。

昨日は、リピートしたくなる良質なPUBを見つけたという「らしくない小洒落た記事」を書いたが、今日入ったCafeは残念な結果に終わった。
なにが残念って、まずコーヒーに味がない。コーヒーを頼んだのでコーヒーとわかるレベル。イチオシというティラミスも、ただの生クリームの塊。ティラミスを頼んだからティラミスとわかるレベルだ。店内はドタバタと喧しく、店員の間もやたら悪い。装飾もチープだった。(センスがないとかでなく、心がこもっていない)
こういうことばかり書いていると、気難しくて面倒くさいスカした人間に思われるかもしれないが、私はグルメでもなければ、オシャレさんでもない。むしろ、グルメな人を「味の屁理屈野郎」、オシャレさんを「見せかけお馬鹿さん」と常々軽蔑している。(言い過ぎだろ)
なにが気に入らないのかというと、SNSなどをうまく使ってそれっぽく演出しているだけの中身のなさだ。表面的でペラペラな感じにガッカリしてしまう。そういう店のオーナーは、思い入れやこだわりもなく、大抵は人間的な魅力もない。(これも言い過ぎだ) システムの枠の中に閉ざされた無個性で入れ替え可能な損得マシーンだ。(書いているうちにどんどんイライラが増してきた。そして宮台真司の声も聞こえてきた)
散歩の帰り道、気持ちを鎮めるためキリスト教の修道院の敷地内にある静かな公園に寄った。カフェで荒くれ立った気持ちを、公園で癒すという流れ。。。
ああ、ゆっくりと深く流れる上質な時間よ。久しぶりに遠藤周作の本が読みたくなった。
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PS. 武尊×レオナ・ペタス戦、素晴らしかった!これほど試合前から緊張し、興奮したことはなかった。間違いなく力を貰えた。K-1最高!
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