油断禁物、レートは秒で300下がる!

油断禁物、レートは秒で300下がる!

少し前の記事でChess.comでの対局中に頻繁に不具合が起きるため、主戦場をLichessへ移したという記事を書いた。原因をネットで調べたところ、Chess.comが人気沸騰でサーバのデータ処理が追いつかないとの記事を見つけた。Netflixのドラマ『クイーンズ・ギャンビット』とコロナ禍の影響でオンラインチェスブームに火がつき、それに伴い大規模なシステム増強を図ったものの、不安定な状態はなかなか解消されないという。Chess.comは米国App Storeの無料ゲームアプリ部門2位、多くの国で1位を獲得しているというから想定外の新規登録者数なのだろう。

先週、「もしかしたら解決されているかも」という淡い期待を胸にchess.comを開いてみたが、初手から動きがガクガクで萎えてしまった。(ポーンが「この場から一歩も動きたくない!」と駄々をこねているような感じw)

まあ、最近はすっかりLichess民なので、chess.comの環境が改善されたとしても戻るかは微妙なところだ。

ちなみに現在の私のLichessレートは1900台半ば。この数値をどう捉えるかは難しいが、中の上ってところかと思う。

とは言っても、1300台くらいの相手に普通にコロっと負けることがある。逆に2000以上の相手には割と強かったりする。そんなことあり得ないと思うかもしれないが、実際にそうなのだ。勝ち急いで手が雑になるとか、心理的な影響は思う以上に大きいのだろう。マクドナルドで原稿を書くと捗らないが、スターバックスだと集中できるのとちょっと似ているかもしれない。話をわかりやすくするつもりが、返ってややこしくしてしまったかな。しかもマクドナルドをディスったみたいになってるし。

要は、気持ちが切れると面白いように連敗する。一気にレート300滑落もあり得る。実際に私は何度かそうした経験をしている。

2連敗する 3連敗だけは阻止しよう焦り負ける 最短で取り戻そうと勝ち急いで負ける ノータイムで指してどんどん負けを重ねる 自暴自棄で無茶な手を指しまくり負ける もうチェスをやめよう考えながら指して負ける てな負の連鎖。。。

下手な戦術よりも、まずは一手一手に集中することが大事。脳の調子がイマイチと感じたらアプリを閉じて一旦離れるのが正解。レートが上がると、登山と同じで少し見える景色が違ってくる。空気も澄んでくる。なかなか上達せずにストレスを抱えている方もいると思うが、中の上くらいまでは精神力とコンディションで到達できるので根気強く頑張ってみてほしい。

ということで、油断禁物という話でした。(自分に言い聞かせているって気づきました?)

Lichessへ引越し、という話。

アメリカでチェスが大流行

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