好きな映画10本

好きな映画10本

「うちで過ごそう」ということで、好きな映画を10本選んでみた。皆さんにとってはどうでもよい内容かもしれないが、選ぶのは意外と楽しかった。「賢く思われたい」とか「センス良く思われたい」とか、そういった自己顕示欲なしで素直に好きな作品を選んだ。
結果、恥ずかしくなるくらい、わかりやすいものになった。(フェリーニとかタルコフスキーとか言って映画通を気取りたかったが、嘘は良くないのでね)

 

「ケス」

世界一好きな映画監督ケン・ローチの代表作。やせっぽちの不憫な子が、なんだか他人とは思えない。1969年ってことは、半世紀以上も前の映画なのね。同監督の作品はすべてスペシャルなので1本に絞るのは難しい。10本全部ケン・ローチでもいいと思っているくらいだから。

 

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「家族を想うとき」

今年公開されたばかりのケン・ローチ最新作。もう、とにかくリアリティが凄いったらない。ラストも強烈で心に残る。もちろん、映画館で観た。(コロナ騒動のずっと前ね)

 

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「ダイナー」

10代の頃に30回は観たかな。自分の青春じゃないのに懐かしい。このダイジェストを観ているだけでも引き込まれる。(1:20あたりからの会話が特に最高) それにしてもセリフとは思えないナチュラルなやりとり、バリー・レビンソンはどうやって演出したのだろう。小説も映画もリアリティがある作品には惹かれる。でもこの映画にハマってる人って見たことがない、なぜだろう?

 

ダイナー(字幕版)

 

「ビッグ・ウエンズデー」

この映画には思い入れが強い。ウィリアム・カットがクールでかっこいい。憧れて、サーフィンのポスターを部屋に貼っていた。赤い海パンも買った。

 

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「フレンチ・コネクション」

若い頃、ジーン・ハックマン演じる刑事の動物的な強引さにハマっていた。ブレーキが壊れているアドレナリン全開男で、自分とは全然タイプが違うのにね。。。

 

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「ダイヤルMを廻せ!」

ヒッチコックが好きで、「ロープ」や「鳥」を繰り返し観たけどベストはこれかな。20回以上は観ていて、セリフをすべて覚えてしまった。

 

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「アルカトラズからの脱出」

ドン・シーゲル監督のラギッドな演出がたまらない。看守とのやりとりにドキドキ、夜中抜け出すシーンにどきどき。モリスの行動力と度胸に憧れた。クリント・イーストウッドはちょっと神経質な印象があって、俳優としても監督としても好みではないけど、「ダーティハリー」もそうだがドン・シーゲルと組む作品では無骨な魅力を放つ。

 

アルカトラズからの脱出 (字幕版)

 

「用心棒」

自分にとっては黒澤作品のベストワン。「椿三十郎」は周五郎原作だから、構成は面白いけどハードボイルド色が薄い。「七人の侍」はなぜか惹かれるものがない。「羅生門」はいい。「野良犬」も好き。「赤ひげ」と「生きる」はちょっと説教くさくて個人的にはいまひとつかな。(黒澤ファンに怒られそう)

 

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「暴力脱獄」

なんて邦題をつけたのさ。単なる脱獄ものではないし、主人公に暴力性もない。(暴力を受ける側だからね) キリスト教の隠喩が織り込まれた芯のある深い映画で、ルークは笑っているけど本当に辛そう。苦しくなるくらい虚無感に襲われる。

 

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「JFK」

やっぱり実話ものは面白い。(ここにもリアリティ好きが顕われている) 得体の知れない不気味な影と闘うケビン・コスナーに痺れた。アル・パチーノがタバコ業界の闇を暴く映画も良かったよね。(タイトルがわからない) ジョニー・デップがマフィアに潜入捜査する、あの実話ものも良かったね。(タイトルが出てこない)

 

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以上10本。

権威に立ち向かう主人公の映画が多くなったかと。(村上春樹風に言うと卵の側ね) あと20本くらいトップ10に入れたい映画があった。(変な日本語だ) コーエン兄弟もジム・ジャームッシュも入れられなかった。。。

メジャーな作品ばかりで映画ファンには笑われそうだが、基本的にメジャーな作品が好きなのだと思う。マニアックだったり芸術的だったりすると、もやもやするし、気取っているようで触手が伸びない。

でも、今回の記事って需要があるかな。選ぶのが楽しかったので、まあいいか。

コロナ不況で滅入っている方、小説や映画は救いになるかもしれないですよ。それでは、また。